第53回高血圧関連疾患モデル学会学術総会
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会長挨拶
成因から迫る高血圧の体系化を目指したモデル動物研究の進歩
 
第53回高血圧関連疾患モデル学会学術総会 会長
廣岡 良隆
〔国際医療福祉大学 教授
高木病院 高血圧・心不全センター センター長 〕
 
 
 この度、第53回高血圧関連疾患モデル学会学術総会を平成29年11月24、25日の二日間、九州大学医学部百年講堂にて開催させていただくことになり大変光栄に存じます。優れた各種降圧薬が出そろい、高血圧治療ガイドラインが改訂の度に充実し、日常臨床における高血圧学はほぼ完成されたかにみえます。降圧薬治療は最近50年間の医学の最大の進歩としても捉えられています。本学会が始まり53年目を迎えることになり、高血圧を撲滅すべくわが国で開発された高血圧自然発症ラット(SHR)は高血圧研究に多大な貢献をしてきたといえます。

一方、高血圧者数は増加し、高血圧に起因する心血管死亡はむしろ増加しているのが現状です。モザイク説に代表されるように未だ高血圧の成因は明らかにされていません。分子生物学・遺伝学の進歩によりさまざまな研究が行われていますが、微細なレベルでの臓器障害に関するものが主体です。そのこと自体は高血圧研究において重要なことですが、持続した血圧上昇が発症・進展し維持される機序に関する研究は少なくなっているように感じます。今こそ、高血圧研究の原点に戻り、成因に迫り、機序にもとづいて高血圧を体系化するアプローチが必要な時期に入ったと考えています。それができれば適切な個別化した治療につながり、現在の高血圧治療を発展させ、新規薬剤の開発に繋がる可能性が期待されます。また、高血圧の病態が一様でないことや現代の臨床高血圧像を見据え、学会名もSHR学会から高血圧関連疾患モデル学会と名前をかえ、SHRに限らず様々なモデルが開発され研究の場は広がりを見せています。

本学会では、高血圧関連疾患基礎進歩の重要性を今一度喚起し、熱心に高血圧研究を行っている人たちが自由に議論できる集いの場とし、わが国の高血圧研究のプレセンスを世界に示すことに貢献できればと考えています。そのためには皆様の力が必要です。第51回より見直されたように若手研究者の研究意欲を高めることができるように企画を充実させたいと存じます。

本学会に多くの研究者がご参集いただき実りある楽しい会になることを祈念しております。
 
 
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